「パンは血糖値が上がりやすい」と思っていませんか。実は、パンの種類や食べ方を工夫することで、血糖値の急上昇を抑えることができます。
この記事では、GI値(グリセミック・インデックス)の基礎知識から、血糖値管理に役立つ低GIパンの選び方、そして毎日の食事に取り入れやすい実践的なコツまでご紹介します。
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GI値(グリセミック・インデックス)とは、食品に含まれる糖質が血糖値をどれだけ上昇させるかを示す指標です。ブドウ糖を100として、各食品の血糖値上昇度を数値化しています。
一般的な分類として、GI値70以上が高GI食品、56〜69が中GI食品、55以下が低GI食品とされています。低GI食品ほど、食後の血糖値上昇が緩やかになります。
食後に血糖値が急激に上がると、それを下げるためにインスリンが大量に分泌されます。この状態が繰り返されると、インスリンの効きが悪くなったり、体脂肪が蓄積しやすくなったりする可能性があります。
また、血糖値の急上昇と急降下を繰り返すことで、食後の眠気や空腹感を感じやすくなることも。安定した血糖値を保つことは、日々のパフォーマンス維持にも役立ちます。
同じパンでも、原材料や製法によってGI値は大きく異なります。主なパンのGI値を比較してみましょう。
| パンの種類 | GI値 | 分類 |
|---|---|---|
| 食パン(白) | 95 | 高GI |
| フランスパン | 93 | 高GI |
| ベーグル | 75 | 高GI |
| 全粒粉パン | 50 | 低GI |
| ライ麦パン | 55 | 低GI |
| サワードウブレッド | 48〜54 | 低GI |
食パンのGI値は95と非常に高く、ほぼブドウ糖と同じ速さで血糖値を上げてしまいます。一方、全粒粉パンは50、ライ麦パンは55と、約半分の数値です。
全粒粉パンは、小麦の外皮(ふすま)や胚芽を含んだ全粒粉から作られます。文部科学省の食品成分表によると、全粒粉は通常の小麦粉と比べて食物繊維が約4倍含まれています。
また、ビタミンB1は約3倍、鉄分は約3倍、マグネシウムは約4倍と、栄養価が格段に高いのが特徴です。食物繊維が豊富なため、糖質の消化吸収が緩やかになり、血糖値の急上昇を抑えられます。
ライ麦パンは、全粒粉パンよりもさらに食物繊維が多く含まれています。ライ麦粉50%以上のパンを選ぶと、より効果的です。原材料表示で「ライ麦粉」が最初に記載されているかを確認しましょう。
濃い茶色で、ずっしりとした重みがあるのが本格的なライ麦パンの特徴です。
サワードウブレッド(天然酵母パン)は、長時間発酵によって乳酸菌や酢酸が生成されます。研究によると、この有機酸が糖質の消化を遅らせ、食後の血糖値上昇を抑える効果があることがわかっています。
PubMedに掲載された研究では、サワードウブレッドは通常のパンと比較して、食後60分および120分後の血糖値が低かったと報告されています。
パンだけで食べるよりも、他の食品と組み合わせることで血糖値の急上昇を防げます。
パンに含まれるでんぷんは、冷えると「レジスタントスターチ」(難消化性でんぷん)に変化します。トーストしたパンを少し冷ましてから食べると、血糖値の上昇が穏やかになる可能性があります。
低GIパンでも、大量に食べれば血糖値は上がります。1食あたり6枚切り1〜2枚程度を目安に、ゆっくりよく噛んで食べることを意識しましょう。
全国100店舗以上の提携パン屋から届くパンスクでは、全粒粉パンや天然酵母パンなど、こだわりの素材で作られたパンを楽しむことができます。
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血糖値が気になる方も、パン好きな気持ちを諦める必要はありません。パンの選び方を工夫して、健康的にパンライフを楽しみましょう。
※本記事は情報提供を目的としており、医療アドバイスではありません。血糖値管理について気になる症状がある場合は、医師にご相談ください。
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